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<<   作成日時 : 2013/04/30 12:36   >>

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日本SF作家クラブ50周年記念出版。
新井素子・上田早夕里・冲方丁・小林泰三・今野敏・瀬名秀明・堀晃・宮部みゆき・山田正紀・山本弘・夢枕獏・吉川良太郎という豪華執筆陣12名による短編集。


ひっさびさに「これぞSF!」ってなお話を読んだなぁと思いました。「SF好き!」とこのブログの紹介文に書いてる割には、最近、この手の作品をあまり読んでなかったような気がします。それが、これは本当にモロSF!って感じでして、久々のSFを堪能させてもらいました。おまけに作家さん達の顔ぶれが豪華!いや〜改めて眺めても、本当にすごいメンバーですね。(・・・と言いつつ、初読み作家さんもいらっしゃいましたけど;;;)テーマ的には似たようなものが多かったかなとは思いますが、それぞれの個性が溢れる短編で、どれもこれも楽しませて貰いました。

特に好きだったのは、「チャンナン」(今野敏)、「草食の楽園」(小林泰三)、「リアリストたち」(山本弘)、「あの懐かしい蝉の声は」(新井素子)、「さよならの儀式」(宮部みゆき)かな。・・・やっぱり読み慣れた作家さんの作品になっちゃったような気がするなぁ。

山本さんの「リアリストたち」は、将来、本当にこんな世界になっちゃうかも・・・と思えるところが面白くもあり、恐くもありました。人と触れ合う事に恐怖を感じるなんて!と思いつつ、それが本当になっちゃう可能性はあるよなぁ・・・と思えるところにゾクッとしました。

あと、宮部さんの「さよならの儀式」は、ラストが堪らなかったなぁ。まさかそんな真相だとは思わなかったので、すんごく切ない気持ちになってしまいました。

素子さんの「あの懐かしい蝉の声は」は第6感とネットと網がかけてあって、その解釈というかね、設定が面白かったなぁ。でも、それは私には要らないなぁと思ったりもして(笑)


そうそう!冲方丁さんは歴史物しか読んだ事がなかったので、こんな”思いっきりSF”も書かれるのか!と、個人的にはすーっごく意外でこの短編集を読んでの一番の驚きでした。それがまた1作目ですからね〜(笑)いきなり初っ端から驚かされてしまって、そのまま最後まで読んでしまったって感じだったかな。・・・と、先制パンチにやられちゃった作品集でもありました。


うん、面白かった。この作家さん達の長編SFも読まなくちゃ!と思いました。



・神星伝(冲方丁)
・黒猫ラ・モールの歴史観と意見(吉井良太郎)
・楽園(パラディスス)(上田早夕里)
・チャンナン(今野敏)
・別の世界は可能かもしれない(山田正紀)
・草食の楽園(小林泰三)
・不死の市(瀬名秀明)
・リアリストたち(山本弘)
・あの懐かしい蝉の声は(新井素子)
・宇宙縫合(堀晃)
・さよならの儀式(宮部みゆき)
・陰態の家(夢枕獏)


(2013.04.08読了)





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