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zoom RSS さようなら、猫(井上荒野)

<<   作成日時 : 2012/10/28 07:14   >>

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タイトルに惹かれて手に取った。猫と関わる人々を描いた短編集。

タイトルから想像してたのとはちょっと違ったけれど、楽しめた作品でした。

拾った猫を可愛がっていたものの段々と疎ましくなってしまったり、妊娠中の妹が赤ちゃんが生まれたら飼えないからと連れて来たり、引きこもりを脱してキャットシッターとなって訪れた家で猫の姿が見えず探したり、不倫相手の美容師と訪れた宿で瀕死の猫を見つけたり、働く店の店長に頼まれて一日、飼い猫の面倒を見たり・・・と、猫と関わる事になってしまった人々が描かれている。

タイトルにはなっているけれど、だからと言って猫が主役ではないんですよねー。おまけに、自分が積極的に猫と関わろうとしたのではなくって、ひょんなことから猫と関わる事になってしまった人を描いたものが多い。一匹の猫を通して、その人の人となりが描かれたり、その人の人生が垣間見えたりする。猫を題材にはしているけれど、主役はあくまでも人。その人々の悲喜交々が描かれているって感じかな。読みながら、ちょっとほっこり・・・とした途端に、ハラハラしたり切なくなったりしたものが多かったような気もします。あ、でもね、最後はやっぱり優しい気持ちになれるものが多かったかな。

・・・どっちじゃ!って、自分で書いてて自分に突っ込みをいれたくなったけど(笑)ま、人生ってそんなもんだよね。辛かったり、哀しかったりもするけれど、それと同じくらい、嬉しかったりってこともそれなりにあるもんです。・・・と、言い訳してみたり(笑)

好きだったのは、「赤ん坊と猫」「二十二年目の猫」かな。逆に、タイトル作の「さようなら猫」は、それほどでもなかったかなぁ;;;



・自分の猫
・わからない猫
・赤ん坊と猫
・降りられない猫
・名前のない猫
・ラッキーじゃなかった猫
・他人の猫
・二十二年目の猫
・さようなら、猫



(2012.10.10読了)




さようなら、猫
光文社
井上 荒野

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