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zoom RSS 静おばあちゃんにおまかせ(中山七里)

<<   作成日時 : 2012/09/09 07:22   >>

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やーーっと読了!
・・・と、読み終わった途端、自分に拍手を送りたくなるくらい、読了するのに時間がかかった作品でした。とにかく、進まない。ミステリーで、それも安楽椅子探偵という結構、私好みの作品である筈なのに、これがまたね、ノレないっていうかね、作品に入り込めなくって・・・。ボリュームからしても、一晩に一気に読めると思ったんだけどなぁ・・・。意外にも時間がかかってしまいました;;;

連作短編集。そして、ちょっと手軽に読める安楽椅子探偵物。これって、すっごく売れに売れた某執事の作品と色々と被っちゃうなぁ・・・と、真っ先に思っちゃった。まぁ、安楽椅子探偵っぷりを発揮するのは、執事じゃなくて、元判事のおばあちゃんなんだけどね。

若い刑事が自分の上司の潔白を証明するために捜査に乗り出すが、それは警察内部、いわば身内の事。管轄争いやらなにやらと壁が多くって、なかなか捜査が進展しない。その話を知り合った女子大生にすると、彼女がたちどころに事件を解決してしまう。が、実は事件を解決したのは、その女子大生じゃなく、一緒に暮らす元判事のおばあちゃんだった。そして、その後も難事件に遭遇する度に、助言を求め・・・。


*****

えーと、かなり辛口感想になっちゃいました;;;
なので、楽しめた方、著者のファンの方などなど、ここで引き返すことをお勧めします。

*****








とにかく、女子大生の円と静おばあちゃんの会話が・・・。軽いタッチの作品なのに、そこだけが重い、クドイ、長い、と、個人的にはちょっと;;;と遠慮したい会話が続くんですよね。もちろん、そういう会話がキライな訳ではないんですよ。そういう会話でもすんなり読める作品だった、山のようにあるんですから。個人的にもそういう重いのも好きだし。ただ、この作品の中でそれをやられると、ちょっとねぇ;;;と思ってしまいました。

おまけに、最初の事件の真相にはちょっと驚いたんですが、その後の事件の真相もそれに似たり寄ったりという感じだったので、静おばあちゃんのアドバイスを聞くまでもなく、読んでて先に真相がわかっちゃったんですよねぇ。その後の事件、全部で、ね;;;「あぁ、きっと・・・やっぱりね!」がずっと続くと、最初は嬉しくっても、だんだん・・・ねぇ。ミステリーの醍醐味っていうのを、あまり味わえなかったような気がします。残念。

いくつかの事件を解決しながら、刑事である公彦と円の距離が縮んでいく。そして、円の両親が死亡した交通事故に隠された真相にも迫っていく。その真相も、まあ、ね・・・。

ただ、ラストの静おばあちゃんにはビックリでした!円と静おばあちゃんの会話を読みながら、なんとなーく違和感みたいなものを感じてはいたんだけど、まさかそういうことだったとはねぇ。事件の真相よりも、それに一番、驚かされました(笑)読んでる時は、「これはシリーズ物になるんだろうなぁ」と思ってたけど、あのラストでそれは無いってことが判明しましたねぇ。ちょっとビックリだったけど。




第一話 静おばあちゃんの知恵
第二話 静おばあちゃんの童心
第三話 静おばあちゃんの不信
第四話 静おばあちゃんの醜聞
第五話 静おばあちゃんの秘密



(2012.09.04読了)




静おばあちゃんにおまかせ
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中山 七里

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