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help リーダーに追加 RSS 天使はモップを持って(近藤史恵)

<<   作成日時 : 2007/12/31 07:10   >>

トラックバック 4 / コメント 8

いろんな読書ブログ様で目にする事が多い作家さんで、ちょっと気になったので読んでみました。本当は、別な作品を読もうと思ってたんだけど、図書館の棚に並んでたのがこの作品だったので・・・。

新入社員の大介と、そのビルの清掃員キリコが、社内で起こる事件を解決するという連作短編ミステリー。

清掃員のキリコちゃんがいいですね〜。清掃員というと「おばちゃん」というイメージがあるんですが、それを思いっきり覆す。若くて溌剌。クルクルと働き、掃除も完璧。そして、大介が遭遇する事件を解いていく名探偵。

事件は殺人事件もあったものの、ほとんどは些細な謎という感じかな。ただ、真相に迫っていくと、それが人の悪意から発生したものであることが分かる。なんていうのかな〜棘みたいにツンツンとした悪意。それも、だれしも一度は抱えた事があるような気持ちばかりだったような気がする。それだけに、事件を起こした当人の気持ちが痛かった。

特に最初の「オペレータールームの怪」は、気持ちがすっごく分かっただけに・・・。私も経験がありますもん。「男の人はいないですか?」「男の人に代わって」そして、同じことを言ってるのに、男性だと一言ですんなり納得されちゃったり、引き下がっちゃったり・・・。かなりムッとしたり、やるせない気持ちになったことが何度もある。まぁ、私の場合は、そういう言動を取った相手に対して不愉快さを感じるものの、同僚の男性社員に対しては負の気持ちを持ったことはないけどね。でも、彼女も気持ちもよく分かるだけに・・・ね。

そして、最後の章。私的に、これが一番のミステリだったような気がしますが(笑)それまでと、ちょっと毛色が変わってて、おまけに私の希望通りな展開になってなかったので、かなり不快感を禁じえませんでした。どういうこと?これって、この状況をそのまま受け入れていいの?それとも、結局は大介が見た夢とかっていうオチ?みたいなことまで考えちゃったり・・・(笑)それが、そういうオチかっ!!ということで、ホッと胸をなでおろしたんだけど。なんだか、急に時間が飛んで、いきなり話が展開しすぎっていう印象があるなぁ。な〜んか、この章だけが浮いているような気がして、シックリこなかった。

初めて読んだ作家さん(たぶん)でしたが、なかなか面白かったので他の作品も読んでみようと思います。先ずは、このシリーズの続編かな。


天使はモップを持って (文春文庫)
天使はモップを持って (文春文庫)

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「天使はモップを持って」 近藤史恵
天使はモップを持ってposted with 簡単リンクくん at 2005.12.11近藤 史恵著実業之日本社 (2003.3)通常2-3日以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る ...続きを見る
今日何読んだ?どうだった??
2008/01/02 10:03
天使はモップを持って 〔近藤 史恵〕
天使はモップを持って (文春文庫)近藤 史恵 文藝春秋 2006-06売り上げランキング : 23264おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools ≪内容≫ オペレータールームに配属された梶本大介。 その社内では寄妙な事件が発生する。 書類紛失、保険外交員墜死、マルチ商法勧... ...続きを見る
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2008/01/03 20:31
天使はモップを持って  近藤史恵
私はこれで掃除をはじめました。 ...続きを見る
今更なんですがの本の話
2008/01/08 21:55
天使はモップを持って 近藤史恵
カバー装画は飯田貴子。清掃員キリコの連作短編ミステリー、シリーズ一作目。読んだ新書版がなく文庫版の画像。 新入社員梶本大介を語り手に、お洒落で可愛い掃除の天才、清掃員キリコちゃんが独自の視点、深い洞察力で社内の様々 ...続きを見る
粋な提案
2008/03/02 05:29

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
この作品、もう文庫化されてるんですね。読んだのがだいぶ前なので、かなり内容忘れてます^^;でも楽しんだ記憶はあるので、買ってもいいかなあ……このシリーズ、いまのところ3作目まで出ています。どれもなかなかおもしろいですよー^^
まみみ
2008/01/02 10:16
>まみみさん
私が読んだのは新書版だったんですけどね^^;文庫版しか画像がなかったのです;;;
3作目まで出てるんですね!うわー楽しみです♪でも、順番を間違えないように読まなくちゃ(笑)
すずな@主
2008/01/03 06:54
最後にはビックリですよね〜。
手元にないので確認出来ないんですが、最後の章だけ書き下ろしだったような気がします。
当初はこれで終わりという心積もりだったから、あのラストだったのかなぁ〜と。想像ですけど(^_^;)
ともあれ、シリーズとして続いてくれて良かったなぁと思います♪
エビノート
URL
2008/01/03 20:44
>エビノートさん
最後の章には驚かされましたね!手元にある本を見てみたら、書き下ろしになってました。エビノートさんの言われる通り、シリーズ化の予定じゃなかったのかもしれませんね。私もそんな気がします。
シリーズ化してもらえて良かった♪続編が早く読みたいです。
すずな@主
2008/01/04 07:09
明けましておめでとうございます。
私もこの作品で近藤さん初読みだったのですか、
すっかり気に入ってしまいました。
最後の話は確かに?と面食らいますね。
続編での二人の暮らしも気になります。
たまねぎ
2008/01/08 23:09
>たまねぎさん
おめでとうございます。
たまねぎさんもこの作品が近藤さんの初読みだったのですね。
最後の話は、うぬぬぬぬ?という感じでした(笑)まぁ、ラストはほっとできたんで良かったですけど。
続編が気になります〜。
すずな@主
2008/01/09 06:55
再読で大介とキリコのコンビの爽やかさ仲のよさ、再確認しました。
最後の話、やっぱり続編を書かないつもりの終わり方って思っちゃいました(笑)。続編を書かれたので驚きと喜びがありました。
藍色
URL
2008/03/02 05:29
>藍色さん
大介とキリコのコンビが良かったですね。
最後のお話はまんまと騙されたって感じでした。続編を書かないよ、と言われてるようなお話ですよね〜(笑)でも、書いてもらえて良かったです。
すずな@主
2008/03/03 11:33

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