Bookworm

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS うさぎパン(瀧羽麻子)

<<   作成日時 : 2007/11/03 05:54   >>

トラックバック 4 / コメント 6

第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。

優しくほっこりしたお話が読みたくなって手にしました。想像通り、優しいお話で安心して読めました。はぁ〜和むなぁ。。。

突然ですが、私もパンが好きです。この主人公の優子のように自分で焼いたりはしないけど、同じように「くるみパン」が大好きー。富田くんとの会話を読みながら、嬉しくなってニコニコしちゃいました。そして、当然のようにくるみパンが食べたくなっちゃったんだけど(笑)

優子の性格を表すように、周囲には優しい人達が集まる。義理のお母さんに、友人、家庭教師の美和ちゃん、そして富田くん。優しい人たちに囲まれて日々を送っていた優子の前に、ある日突然、3歳の時に無くなった実の母親の聡子が美和ちゃんの体を借りて現れる。

・・・うわ、いきなりSFかいっ!?ってビックリした。まさか、このお話でそういう要素が出てくるとは思わなかったんだもんなー。必要性は?と思いつつ読みましたが、最後はこの聡子がいて、義理の母親のミドリさんがいたからこその”優子”なんだな〜と思えたから良し。

全体的に丁寧な描写で優しい雰囲気が流れるお話で、うっかり見過ごしちゃいそうなんだけども。優子のお父さんってどうなのよ!?この雰囲気にさらりと流されてしまっているような気もするけど、よーく考えると、このお父さんってとんでもない男だよねぇ。それを、なんか許容しちゃっている聡子とミドリさんがスゴイ。寛容すぎる。ドロドロがあっただろうにドロドロ感を感じさせない。その為に、お父さんは実際には登場させずに外国に行かせてるんだろうけど(笑)

最後はほろほろと泣きながら、にっこり笑って読了。
こういうお話を読むと、優しい気持ちになれる。心がほんわかして、日々の小さなささくれがすぅーっと消えていくよう。ちょっと元気をもらえました。


うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)
うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「うさぎパン」 瀧羽麻子
うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)瀧羽麻子 メディアファクトリー 2007-08-01売り上げランキング : 73814Amazonで詳しく見る by G-Tools 内容説明 【ダ・ヴィンチ文学賞大賞(第2回)】新しい学校、年上の友だち、はじめての恋。いろんな人たちとの出会いのなかで、恋について、家族について考え、少しずつ世界を広げていく15歳の優子。そんな彼女に降ってきた、小さなやさしい奇跡とは? ...続きを見る
今日何読んだ?どうだった??
2007/11/03 10:23
「うさぎパン」瀧羽麻子
うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)瀧羽麻子 (2007/08/01)メディアファクトリー この商品の詳細を見る この本読みたーいと思ったら、「ダ・ヴィンチ」7月号に掲載されていた。完全に読み飛ばしていました。ああ、反省。 ...続きを見る
しんちゃんの買い物帳
2007/11/03 17:07
『うさぎパン』/瀧羽麻子 ◎ (『ダ・ヴィンチ』7月号収録) 
水無月・Rは、パンが好きだー{%heart3_a%}!!天然酵母だったり全粒粉やライ麦だったりで、堅めで、噛みしめると味わいがあるような、そんなパンが好きだ〜!そんなパンを噛みしめながら、読書三昧の日々を送れたら、幸せのあまり蕩けてしまうかも・・・。そんな私が、ぎゃ〜!とのたうちながら読んだ、瀧羽麻子の『うさぎパン』。 パン好きな方は、ぜひ読んでみてくださいっ! ...続きを見る
蒼のほとりで書に溺れ。
2007/11/03 21:40
うさぎパン 瀧羽麻子
装画は井手佳美。装丁は名久井直子。第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。 語り手の優子は女子校から共学入試・合格した高校一年生。義理の母親ミドリさん、家庭教師の美和ちゃん、親友の早紀、ボーフレンドの富田くん。いろんな出& ...続きを見る
粋な提案
2008/02/03 23:12

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。はじめまして。
わたしのブログにコメント&TBしてくださりありがとうございました。

やさしい雰囲気で、パンもおいしそうでとてもよかったです。今後の作品も期待したい作家さんです。
そしてすずなさんが言われているように、主人公のお父さんはどうなのよ?って思いました。こんな事実を知ったら、わたしなら嫌いになりそうですが……優子は大人ですね。いや、それかまだ事の重大さを認識してないだけかな?

すずなさんはわたしが読んでいない作家さんもたくさん読まれているようなので、また参考にさせてもらおうと思ってます。これからもよろしくお願いします!
まみみ
2007/11/03 11:18
優しい雰囲気に、お父さんはうっかり見過ごしちゃったクチです。思い出そうとしても、どんなとんでもなさだったのか思い出せない。うーん、参ったなあ。
しんちゃん
URL
2007/11/03 17:12
すずなさん、こんばんは(^^)。
TB&コメント、ありがとうございました〜。
私もホント、お父さんの件に関しては、容赦なくツッコミを入れたいですね!
>その為に、お父さんは実際には登場させずに外国に行かせてるんだろうけど(笑)
おお〜、そういうことなんですね。全然わかってなかったです。なるほど〜。
水無月・R
URL
2007/11/03 21:43
>まみみさん
はじめまして。
こちらこそ、ご訪問いただきまして、TB&コメントまで、ありがとうございます!
優しいお話でしたね。私も次作が楽しみです♪
お父さんに対する優子の態度も解せなかったんですよねぇ。そうですね、重大さに気付いてないのかも?それもすごいですねぇ^^;
まみみさんも、沢山の本を読まれてますよね!私も参考にさせて貰おうと思っています。こちらこそ、これからも宜しくお願いします!

>しんちゃん
実際に、お父さんはうっかり見過ごしちゃいそうなくらい、さらりと流されてました^^;
私は女性だから引っかかったのかなぁ・・・。

>水無月・Rさん
あのお父さんにはツッコミたいですよね。どんなヤツなんだっ!と思わずにはいられませんでした。
すずな@主
2007/11/04 10:50
優子の告白、ショックでした。せっかくのなごみ系の物語なので、もったいない気がしてます。
ラストは、心地よく沁みてくるような感じでした。
藍色
URL
2008/02/03 23:17
>藍色さん
そうそう、ほっこりイメージの作品なのに、内容はかなり衝撃的でしたよね。
びっくりでした。
すずな@主
2008/02/04 10:49

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文