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help リーダーに追加 RSS 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹)

<<   作成日時 : 2007/08/16 10:50   >>

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最初に、思いっきりネタバレしてるっていうか、ラストが書いてあるんだよね。で、そのラストに向かって粛々と物語が進んでいく・・・という感じでした。最初にラストが書いてあっても、途中までは「何のことやら?」って意味不明なことも多いんだけど、これはもうね、「こうなりますよー。」「こうなる過程を描いてるんですよー。」という風に但し書きがしてあるような印象でした。

そのラストっていうのが、衝撃的で。うわーそうくるのかぁ・・・と。でも、前回読んだ「少女には向かない職業」で、ある意味、馴れ(と言ったら言葉が悪いんだけど)てしまったというか・・・ね。あ〜そうくるのかぁ・・・だったんだけど・・・。

子供は日々、闘ってるんだよね。色んなモノから自分を守る為に。砂糖菓子で作った弾丸しか持てなくたって、それでも精一杯、闘っている。私の少女時代を思い返すと、このお話程ではなかったけれど、それでも色んなモノ達と闘ってたなーと思うもんなぁ。私なりに一生懸命、頑張ってたなーと、今更ながらあの頃の自分の頭を撫ぜてあげたくなったよ。

なぎさと藻屑。二人の少女の姿が、生々しく、そして痛々しく。”胸が痛い”という表現では、全然足りない。途中から、出来ることなら・・・という思いで読んでいたんだけれど、最後はやっぱり辛い結末のままで・・・。
今を生きてる少女達が、どうかこんな結末に遭遇しないように・・・そう祈るような気持ちで読了しました。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
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香桑の読書室
2008/06/20 00:44
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』/桜庭一樹 ◎
痛いなぁ・・・。桜庭一樹さんの描く少女って、どうしてこんなに痛いんだろう。痛いと言っても、実際の痛覚ではない。もちろん今流行りの「イタイ」でもなく。 「少女」であることのやるせなさというのかな〜、私も昔は十三歳で、痛みと闘ってたな〜なんてことを思い出してしまう。 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は、そんな「何にも出来ない少女である痛み」との闘いとその記憶を忘れないという、少女の物語である。 ...続きを見る
蒼のほとりで書に溺れ。
2008/10/08 23:12

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
この作品は元はラノベでしたよね。
こんなに痛くて、よく受け入れられたなあと感心しました。
これが3冊目だったので免疫力があったけど、自分が10代の頃には受け入れられたか疑問です。
しんちゃん
2007/08/16 13:22
こんばんは!
文章はサラリと読めるんだけど、内容はとても痛々しかったですよね。
出来るなら物語の中に入っていって、何かしてあげたいと切実に願ってました。
だから、担任の先生の言葉が自分の思いと重なっちゃって、無力感に打ちひしがれてしまいました。
エビノート
URL
2007/08/16 20:42
>しんちゃん
元はラノベというのは、驚きですよねぇ。
10代にはちょっと衝撃が強すぎるような気がしますね・・・。

>エビーノートさん
文章と内容のギャップがなかなかでしたね;;;
ラストが変わらないかと、切実に願った作品でした。担任の先生の言葉には私も結構、きました・・・。
すずな@主
2007/08/17 11:37
こんにちは。
痛々しくてやりきれないお話でしたね。
なぎさの語り口は本当に13歳の女の子のように率直でリアルでした。
私も色んなことと一生懸命闘って頑張ってたこと、思い出しました。すずなさんもなのですね。あの頃の自分ってけなげで撫でてあげたいです…。
藍色
URL
2007/08/17 13:59
>藍色さん
そうでしたね。なぎさの語り口によって、痛々しさが倍増していたような気がします。
自分の少女時代を思い出してしまうお話でしたね。
すずな@主
2007/08/18 11:07
 導入部は、なんのことかわからず読んでいました。
 途中で「え、うそ。そういう結末じゃないよね」って予感を覚え、最初に戻って読み返して、それでもまだ「違うよね、そうじゃないよね」って祈るように読んでました。

 痛くて哀しくてせつない物語でした。
 でも、少女たちを描く桜庭さんの目線はあくまで優しいものだったと思いました。
miyukichi
URL
2007/09/22 17:02
>miyukichiさん
私も、どうか導入部の結末になりませんように・・・と、祈るような気持ちで読みました。
かなり悲しい物語でしたね。が、おっしゃるように、桜庭さんの優しい目線を感じるお話でもありましたね。
すずな@主
2007/09/24 09:54
こんばんは。これも読みました。文庫版で手に入れたので、とってもラノベな表紙です。
これが夢物語ではないところが、切ないです。
被虐待児に見られる傾向を、藻屑の造詣に上手に活かしてあるなあ、と感心しました。
結末がわかっているだけに、可哀想でしたね。
あまね(香桑)
URL
2008/06/20 00:50
>あまねちゃん
文庫版ですか!イラスト、ちょっと見てみたかったり〜(笑)今度、本屋さんで探してみよう。

現実でもある、という事実に胸が痛みます。こういうことは小説の中だけであって欲しいね。
すずな@主
2008/06/21 11:29
すずなさん、こんばんは(^^)。
藻屑が自分を「人魚」だと言い張るその姿が、とても痛々しかったです。
大好きなお父さんの過去の栄光にある人魚・・・食べられてしまうけれど。父からの虐待を正当化するかのような、その思考が本当に痛かった。
私も、担任の言葉には、本当に胸が詰まりました。大人になって、救えると思っていたけれど、でも出来なかった、その辛さが、とても切なかった。
現実にも、こういった事件がたくさんあるのが、とても悲しいです。
水無月・R
URL
2008/10/08 23:18
>水無月・Rさん
藻屑の言動がどれも痛々しかったですね。担任の言葉はかなりきましたね;;;
本当に。こんなこと、どうかお話の中だけであって欲しいと願わずにはいられません。。。
すずな@主
2008/10/09 15:40

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